U.C. (ユニバーサル・センチュリー)とも表記される。増えすぎた地球人口による食糧問題や環境破壊などへの対策として、人類がスペースコロニーへの宇宙移民を開始した年を、世紀の始まるとする。
"一年戦争" を始め、コロニーの自治権を巡り、地球連邦政府との間で衝突を繰り返した宇宙戦争の時代でもあった。
リギルド・センチュリー(Regild Century=R.C.)。
宇宙世紀の歴史を持つが、長い時を経て、かつて行われた宇宙戦争や宇宙技術の記憶が薄れてしまった時代。
劇中ではR.C.1014年が物語の舞台となっている。
ビルギーズ・シバが首相を務める。
エルライド大陸の北部、カリブ海からアマゾン川流域に接する地域、キャピタル・テリトリィの中心にあり、地上と宇宙とを結んでいる。
宇宙から得た物資を地上にもたらすことから神聖視されている。
四つのブロックに分かれており、運行局やスコード教大聖堂もここにある。
ここを中心にキャピタル・ガード養成学校やセントフラワー学園、空港など都市部が広がる。
全長約60mの球状で、客室を有したものや、無蓋クラウンと呼ばれるモビルスーツやコンテナを積むものなどもある。
MMFを展開し、ケーブルに沿って走行する。
基本的なサイズは直径1,300mのリング状で、ミノフスキー・クラフトで滞空している。
軌道エレベーター、キャピタル・タワーの防衛を目的としたチーム。
タワーの保守や点検も併せて行う。
宇宙世紀に発見・利用された物質。
通信網の遮断やビーム兵器など、さまざまな用途に用いられ、軍事技術の革新を起こした。
ミノフスキー粒子が無数に集まっている場をI・フィールドと呼び、バリアーへの転用や物体を浮遊させるミノフスキー・クラフトへと応用されている。
リギルド・センチュリーにおける全ての動力を供給するエネルギー源。
地球上では採掘、製造はできず、キャピタル・タワーによって地球にもたらされる。
地球に住む者にとっては未知の物質。
ミノフスキー粒子の発見によって生産された兵器の代表格とされる「人型機動兵器」。
リギルド・センチュリーの時代ではモビルスーツの製造はタブーとされている。
宇宙世紀の遺物である可能性も秘めた、高度なテクノロジーが記されたデータがこう呼ばれている。
一部の人間のみがその存在を知っている。
キャピタル・テリトリィに根付く宗教。
フォトン・バッテリーを宇宙からもたらす、キャピタル・タワーを神聖視している。
リギルド・センチュリーの世界では「クンタラ」と呼ばれる下級階層の人々が存在する。
フォトン・バッテリーの強奪を目的にキャピタル・テリトリィへ攻め込んできた謎の部隊。
実際はアメリア軍の独立部隊であり、偵察や新造兵器のテスト運用などを担っていた。
キャピタル・テリトリィの北方の大陸にある国家。
ズッキーニ・ニッキーニが大統領を務め、グシオン・スルガンがアメリア軍を統括している。
アメリアから東側、海の向こうにある国家。
アメリアと敵対し、キャピタル・テリトリィとは協力関係にある。
ミノフスキー粒子の特性のひとつである通信障害の効果を狙って、戦闘宙域ではミノフスキー粒子を散布することによりあらゆる誘導兵器・無線通信を無効化させる。
(宇宙世紀時代には、ニュータイプの感応波を利用した遠隔操作兵器であるビットやファンネルも開発された)
ミノフスキー粒子の散布下でも、人と人、モビルスーツとモビルスーツ同士を直接接触させることにより、振動で相手に音声を伝えることができる。(通称:お肌の触れ合い回線)
キャピタル・テリトリィで新たに設立された武装組織。
大陸間戦争をつづけているアメリア軍とゴンドワン軍からの攻撃を想定して、あくまで他国からの防衛のためという名目で設立された。
月の裏側にあるスペースコロニー群・トワサンガから、カシーバ・ミコシと呼ばれる輸送艦で運ばれてくるフォトン・バッテリーの受け取り用の港でもある。
地球では禁忌とされる宇宙世紀の科学技術を数多く保有している。
小惑星採掘基地として設置された5つの円環によって構成されており、中央のセンターリングから見て北極星方向のリングはノースリング、反対側はサウスリングと呼ばれている。
センターリングにある直径3キロにも及ぶアパッチ軍港はドレット艦隊の中枢基地である。
オーシャン・リングは、資源採掘用の小惑星を中心に、6つのシー・デスク(海と無数の小島と周回陸地を持つコロニー)を環状につないだスペースコロニーで、その中心都市がロザリオ・テンと呼ばれる。
大昔にトワサンガで創設され、現在は金星近傍の軌道上に構築したビーナス・グロゥブを拠点としている。
生産されたフォトン・バッテリーはカシーバ・ミコシやクレッセント・シップによってトワサンガを経て地球に運ばれてくる。
軍務を司るドレット家のクーデターにより、歴史の舞台から姿を消した。
筋肉補強用のボディスーツに身を包んでいる。